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 大学四年生の結城桜子が水森楓と出会ったのは、桜の木が薄い緑の葉をつけた頃だった。
 互いの名前しか知らないふたりは、梅雨空の下で、蝉しぐれの中で、赤く染まった葉が舞い散る下で、
 少しずつその距離を縮めてゆく。

 しかし、やがて桜子は、楓の言動に微かな違和感を覚えるようになった。
 楓は何処からやって来て、何処へ帰ろうとしているのか……?
 必然の出会いと必然の別れが刻む、現代ファンタジー。




  i n d e x


  00.  プロローグ
  01.  葉桜の季節に
  02.  癒しの雨
  03.  夏に吹く風
  04.  無自覚な距離
  05.  置き去りの夢
  06.  見慣れぬ数字
  07.  秋月の下で
  08.  最後のページ


  09.  あたたかな粉雪
  10.  白から覗く深緋
  11.  薄闇の中の自覚
  12.  動揺
  13.  不確かな存在
  14.  告白
  15.  冬の蕾
  16.  エピローグ



  c h a r a c t e r s


  結城 桜子  ( ゆうき さくらこ )
  水森 楓  ( みずもり かえで )
  渡部 亜矢  ( わたべ あや )
  広田 昭雄  ( ひろた あきお )


:  大学四年生。なかなか就職の内定がもらえずに焦っている。
:  大学四年生。本の虫。
:  桜子の親友。同じゼミに所属。
:  桜子の恋人。




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photo by 水珠
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